小比類巻家畜診療サービスのホームページをご覧いただきありがとうございます。
私どもの会社は、青森県上北地域に位置する乳牛と肉用牛を対象とした家畜診療施設です。また、約150頭の繁殖用黒毛和牛と2頭の種雄牛(花靖国・花美津国)を擁する繁殖牧場を併設しており、優良な遺伝資源を有する精液や受精卵の供給はもとより、OPU-IVF(経腟採卵・体外受精)をはじめとする繁殖関連技術の研究を行っております。
昨今、TPP問題など我が国の畜産業界を取り巻く状況は楽観できるものではありません。しかし、安全で質の高い国内産の牛乳や肉製品を生産維持していくことは、日本の食糧問題を考えるうえでも非常に重要であると我々は考えます。
地域の飼養牛の健康維持と繁殖成績向上に努め、新しい技術で畜産の発展に貢献する。それが私たちのめざす道です。
有限会社 小比類巻家畜診療サービス
代表取締役 小比類巻 正幸
小比類巻 正幸(こひるいまき まさゆき)
博士(獣医学)/有限会社 小比類巻家畜診療サービス 代表取締役
1991年3月 日本大学 農獣医学部 獣医学科 卒業 |
1991年4月 小比類巻家畜診療所 勤務 |
2001年4月 北里大学 獣医畜産学部 研究生 |
2003年5月 有限会社 小比類巻家畜診療サービス 設立、代表取締役に就任 |
2007年4月 北里大学 獣医畜産学部 大学院 研究生 |
2008年3月 北里大学にて獣医学博士号を取得 |
2006年 J Vet Med Sci. Sep;68(9):935-40 Evaluation by weight change rate of dairy herd condition. Kohiruimaki M, Ohtsuka H, Hayashi T, Kimura K, Masui M, Ando T, Watanabe D, Kawamura S |
2008年 J Vet Med Sci. Mar;70(3):321-3. Effects of active egg white product / Clostridium butyricum Miyairi 588 additive on peripheral leukocyte populations in periparturient dairy cows. Kohiruimaki M, Ohtsuka H, Tanami E, Kitagawa M, Masui M, Ando T, Kawamura S |
2008年 日本家畜臨床学会誌, 31巻2号: 58-71 「乳牛における周産期病コントロールのための「免疫プロファイルテスト」導入に関する基礎的検討」 小比類巻正幸 |
2010年 日本胚移植学雑誌,Vol.32: 71-76 「優良胚の安定生産と供給」 小比類巻正幸 |
2012年 J. Jpn. Vet. Med. Assoc,66: 385-389 「液状キトサン製剤の子宮内注入が無発情牛の発情・排卵同期化後の受胎率に及ぼす影響」 小比類巻正幸・向井真知子・大塚浩通・三浦弘・川村清市 |
2016年 家畜感染症学会誌,5巻4号:161-167 「子宮内膜炎の治療 ーキトサンの効果についてー」 小比類巻正幸 |
2018年 日本胚移植学雑誌,第40巻2号:1-5 「OPU・IVFによる胚生産と胚移植」 小比類巻正幸 |
2005年 家畜診療、52(5)283-289 「栄養不足を伴った乳房炎牛における飼養管理改善後のリンパ球サブセット」 小比類巻正幸・大塚浩通・西川聡子・増井真知子・林智人・川村清市 |
2005年 臨床獣医, 23:19-25 「乳牛における体重変動率(WCR)を用いた牛群管理の試み」 小比類巻正幸・大塚浩通・川村清市 |
2007年 酪農ジャーナル, 60:20.232007 「体重変動率(WCR)を用いた牛群管理の試み」 小比類巻正幸 |
2008年 酪農ジャーナル 「乾乳期の栄養を見直そう -周産期疾病や病弱子牛で悩まないために-」 小比類巻正幸 |
2009年 酪農ジャーナル 「周産期病の栄養管理面からのコントロール」 小比類巻正幸 |
2018年 臨床獣医,臨時増刊号: 67.70 「子宮内膜炎に対する液状キトサン製剤の治療法」 小比類巻正幸 |
2020年 肉牛ジャーナル2020年9月号 「子牛の免疫機能のアップを目指す!ー新生子牛に対する新しい免疫活性療法ー」 小比類巻正幸 |
2021年 臨床獣医 2021年11月号 「経膣採卵体外受精技術の現状」 小比類巻正幸 |
2001年 平成13年度 日本産業動物獣医学会(東北・仙台) 「乳房炎多発牧場に対する牛群プロファイルと改善指導」 小比類巻正幸・大塚浩通・西川聡子・川村清市 |
2001年 平成13年度 東北地域農林水産ハイテク研究会畜産部会(青森) 「個人家畜診療施設におけるETへの取り組み」 小比類巻正幸 |
2002年
平成13年度 日本獣医師会年次大会(広島) 「乳房炎牛における栄養改善後の乳質及び血液成状について」 小比類巻正幸・大塚浩通・西川聡子・川村清市 |
2002年 平成14年度 日本産業動物獣医学会(東北・盛岡) 「乳牛への液状キトサン製剤の子宮内投与による繁殖成績の改善」 小比類巻正幸・増井真知子・大塚浩通・菊池元宏・川村清市 |
2003年 平成15年度 日本獣医学会(東北・青森) 「青森県畜産の現状と今後の課題」 小比類巻正幸 |
2003年 平成15年度 日本家畜臨床学会 若手臨床家検討会(東北・秋田) 「開業臨床獣医師としての個体診療」 小比類巻正幸 |
2003年 平成14年度 日本獣医師会年次大会(沖縄) 「感染症多発牛群における飼養管理と免疫プロファイルの応用」 小比類巻正幸・増井真知子・大塚浩通・川村清市 |
2003年 平成15年度 日本産業動物獣医学会(東北・青森) 「乳牛における液状キトサン製剤の子宮内投与を併用したCIDRプログラムの受胎成績」 小比類巻正幸・増井真知子・大塚浩通・三浦弘・菊池元宏・川村清市 |
2003年 第138回 日本獣医学会学術集会(札幌) 「産前産後の乳牛に対する活性卵白製剤と宮入菌製剤混合添加物が免疫機能に及ぼす影響」 小比類巻正幸・大塚浩通・田波絵里香・北川まどか・増井真知子・川村清市 |
2004年 平成16年度 日本産業動物獣医学会(東北・秋田) 「乳牛の体重変動率に着目した牛群管理の試み」 小比類巻正幸・増井真知子・大塚浩通・川村清市 |
2004年 平成16年度 第2回内科アカデミー 大動物シンポジウム(東京) 「新しい日本型大動物獣医療を求めて」 小比類巻正幸 |
2005年 平成16年度 日本産業動物獣医学会年次大会(新潟) 「乳牛の分娩前後における体重変動率とインスリン感受性の関係」 小比類巻正幸・増井真知子・大塚浩通・川村清市 |
2005年 北海道獣医師会雑誌49(8) 「分娩前後における体重変動率(WCR)と疾病発生状況の関連性をもとに牛群管理指導を行った一例」 小比類巻正幸・大塚浩通・増井真知子・川村清市 |
2007年 平成18年度 日本獣医師会学会年次大会(大宮) 「乳牛における分娩前後の疾病の発生と血中遊離アミノ酸値の関係」 小比類巻正幸・大塚浩通・増井真知子・左座徳子・小井田歩・及川正明 |
2012年 平成23年度 日本獣医師会年次大会(北海道) 「乳牛における人工授精7日後に回収された受精卵の品質と子宮内免疫状態との関連性」 小比類巻正幸・黒澤徳子・北橋恵美・吉村麻希子・嶋田亮太・大塚浩通 |
2015年 第5回 家畜感染症学会学術集会(北海道) 「乳牛の子宮内膜炎における直腸検査及びエコー所見と液状キトサン製剤による治療効果」 小比類巻正幸・向井真知子・大迫敬史・小林真理沙・後藤勤・向島幸祐・前田洋佑・坂口実 |
2016年 日本獣医学会学術集会(神奈川) 「液状キトサン製剤を子宮内投与した黒毛和種子宮内膜炎牛におけるサイトカインおよびPMNの動態」 小比類巻正幸・狩野将輝・日下裕美・向井真知子・黒澤徳子・坂口実・前田洋祐 |
2016年 第6回 家畜感染症学会学術集会シンポジウム(福岡) 「子宮内膜炎の治療 ーキトサンの効果についてー」 小比類巻正幸 |
2017年 日本受精卵移植関連合同研究会(京都) 「OPU・IVFによる黒毛和種肥育素牛からの胚生産成績」 小比類巻正幸・ナイエムムハンマド・下久保なつみ・金子吉典 |
2018年 平成29年度 全国受精卵移植関連新技術会議シンポジウム「牛胚の生産と供給」(福島) 「OPU・IVFによる胚生産と胚移植」 小比類巻正幸 |
2021年 第11回 家畜感染症学会・学術集会 研究発表会 「黒毛和種新生子牛に対する他家由来活性化リンパ球(LAK)投与がワクチン反応に与える影響」 小比類巻正幸 他 |
2024年 日本獣医再生医療学会・第19回年次大会(横浜) 「黒毛和種長期不受胎牛およびリピートブリーダーに対するIRAPの子宮内投与がPMN動体に与える影響」 小比類巻正幸・與座明祥・大塚浩通 |
2007年 岩手県受精卵移植懇話会 「民間家畜診療施設におけるETへの取り組みと今後の課題」 |
2009年 JA秋田しんせいET部会 「受精卵移植における受胎率向上について」 |
2012年 あすかセミナー(熊本) 「周産期病コントロールと繁殖成績の向上」 |
2013年 あすかセミナー(岡山) 「周産期病コントロールと繁殖成績の向上」 |
2016年 福岡県家畜人工授精師協会 「受精卵移植技術と経営改善」 |
2018年 ZENOAQ 肉牛セミナー(鹿児島・北海道・栃木) 「OPU-IVFによる効率的な受精卵の作出」 「ET子牛の飼養管理技術」 |
2002年 平成14年 日本産業動物獣医学会 東北獣医師会連合会長賞 受賞 「乳牛への液状キトサン製剤の子宮内投与による繁殖成績の改善」 |
2009年 青森銀行地域産業育成助成金授与 「黒毛和牛の2卵・分割受精卵移植による、双子生産技術の確立に関する研究」 |
2018年 日本胚移植研究会学術賞 受賞 「家畜生産現場での経膣採卵・体外受精技術を活用した優良牛および一卵性双子の生産と受胎率向上を応用した受精卵移植の普及」 |
2021年 第11回 家畜感染症学会・学術集会 研究発表会 大会長賞 受賞 「黒毛和種新生子牛に対する他家由来活性化リンパ球(LAK)投与がワクチン反応に与える影響」 |
2024年 日本獣医再生医療学会・第19回年次大会 会長賞 受賞 「黒毛和種長期不受胎牛およびリピートブリーダーに対するIRAPの子宮内投与がPMN動体に与える影響」 |
スタッフブログ(メディア掲載)をご覧ください。