2023年4月現在、獣医師9名、家畜人工授精師8名、胚培養士2名、家畜管理員9名、事務員4名が在籍しています。
常に冷静沈着、クールでおだやかなAB型。喜怒哀楽のスイッチがいったいどこにあるのか社員の誰にもわからない。
しかし、器械体操で鍛え上げたマッスルボディには、牛の品質改良にかける情熱がみなぎる。
ひと仕事を終えたあとは、大好きなグミを口にポイッ。幸せそうにほおばるその顔はまるで少年のようにピュア。
ツナギの襟と髪の毛は、常に「立てる派」である。
スラリと伸びた長い手足に、チョコンとのった小さな顔。牛舎を歩く姿もかっこいい。
どんなに忙しくても、頼まれた治療を断ることはしない。責任をもって淡々とこなす。的確な診断と実直な人柄から、社内外で人望が厚い。
もの静かに、時には厳しく後進の指導にあたる。そして必ず、最後には「フフッ」と笑顔で応援してくれる。
172センチの八頭身には、ハートがいっぱい詰まっている。
大好きなコーヒーをすすりながら、往診先の農家さんで起こった珍事件を、その明るい声で楽しそうに教えてくれる。
あぁ、この人は獣医師の仕事を心から愛しているんだなぁ。農家さんから愛されているんだなぁ。
華奢な彼女が治療現場ではとても大きく見える。果敢に牛と向き合う姿に、同僚の女性たちからは「かっこいい」の声、多数。
九州女子のパワフルさは、青森ではかなり魅力的である。
常に謙虚で口数は少なめ。決して前に出るタイプではないが、彼の優秀さは誰もが認めるところ。先輩獣医師や農家が厚い信頼を寄せる。
柔道で磨いた関節技で子牛をいとも簡単に押さえ込む。かと思えばピアノも巧みらしく、そのギャップに萌える女性たちが増殖中とか。
得意曲というムソルグスキーの『キエフの大門』。その大きな手は一体どんな音を奏でるのだろうか。いつか聞いてみたいものだ。
牛の出産や手術など、大切な場面では常に彼が牛に寄り添っている。時にはその細マッチョな体で暴れる牛と対峙する。
牛舎の若き責任者として、物言わぬ牛の声なき声に耳を傾け、日々めまぐるしく変わる牛の状態をパソコンで緻密に管理する。
千葉県出身ながら、どぎつい南部弁や津軽弁の農家さんとも対等に会話する。見事な「バイリンガル」である。
容態の急変しやすい子牛の管理は容易ではない。ミルクの飲みやエサの食べ具合、排泄物や容態の観察など、逐一チェックし注意を怠らない。持ち前の几帳面さできっちりとこなす。
口数は決して多くはないが、時折垣間見える飄々とした茶目っ気がかわいいという評判も。
眼鏡の奥の、瞳に光る優しさを、子牛たちはもちろんスタッフは皆知っている。
生まれは酪農家。無類の牛好き。特に乳牛のことなら何でも知っている。
目上、目下を問わず、いつも誰かにイジられているのは、そのおおらかな親しみやすさゆえ。「困ったときの酒田さん」として、実は皆頼りにしているのを本人は気づいているだろうか。
デビュー時から松山千春の大ファン。ライブがあれば、秋田県までも駆けつける。牛と松山千春、どっちが好きなのかは、答えられない難しい質問かもしれない。
この人は怒ることがあるのだろうか?
話しかければいつもニコニコ。牛舎ではテキパキと小気味よく動きまわり、頼まれた仕事は「ハイハイ」と軽快にこなす。
豊富な養豚経験に加え、自宅では軍鶏(しゃも)を50羽ほど飼育し、ブリーディングも行う。「生き物がとにかく好き」なのだそうだ。
関西出身の奥さんと暮らす。「好きな生き物には奥さんも入ってるの?」と尋ねたら、満面の笑みで「そうだね!」と即答。愚問だったと反省した。
彼女に声をかけられた牛は、吸い寄せられるように彼女に身を預けてしまう。「捕まえる」というより、牛の方から歩み寄っていく。この不思議な力は、前職の動物園で授かったのだろうか。
いつもコロコロと笑い、その明るい声で場の空気も活気づく。朗らかな人柄に、牛も人も癒されっぱなしである。
夏は登山にサーフィン、冬はスキー。北国の大自然をこよなく愛する、スポーツウーマンでもある。
安定企業での事務職をはなれ、人工授精のプロをめざし転身。3Kな畜産の現場で活き活きと輝いている。
着付けの腕前は全国大会レベル。華道や写経もたしなむ。日本酒とスピッツ(バンド)をこよなく愛し、プラナリアという変な虫を飼育するユニークさもあわせ持つ。スポーツだって万能だ。
大和撫子と秋田美人をかけ合わせ、生まれたのが彼女にちがいない。神様は、時々とても不公平だ。
柔和な微笑みに上品な語り口。当初は周囲を戸惑わせた独特のキャラクターも、気がつけば職場の人気者になっていた。
仕事に対するこだわりと、妥協しない姿勢に芯の強さがキラリと光る。高い受胎率は、揺るぎない信念の賜物であろう。
好きな女性のタイプは夏木マリ。気の強い人が好みという。
私たちの知らない「サイトウイズム」が、まだまだありそうだ。
大の動物好き。特に馬への愛情は何よりも深く、学生時代に始めた流鏑馬(やぶさめ)について語るとき、ふだんは出ない関西弁が顔をだす。
ひとつひとつの仕事が丁寧で、集中力は抜群だ。どんなに忙しくてもひたむきに努力し続けるのは、馬の調教で培った忍耐力のおかげか。
持ち前の集中力で、人工授精の腕もめきめきと上達中である。
ラボの扉の向こうから、時おり楽しそうな声が聞こえてくる。笑い話に興じていても、その手は休むことなく仕事を続けているのが彼女のスゴイところ。
事務職で入社したはずが、気がつくと胚培養の仕事を任されていた。正確さと繊細さが求められる業務ゆえ、手際のいい彼女が抜擢されるのは当然の成り行きだったのかもしれない。
カクテル大全集、ざんねんな生き物事典、廃墟の写真集・・・。ジャンルを問わない知的好奇心は趣味の読書で満たす。新しい生命誕生の喜びを糧に、今日も顕微鏡をのぞき続ける。
実習にやって来た学生時代、「特技は?」と聞かれ「ちくわ笛です!」と、よどみなく答えた。以来あだ名は「ちくわちゃん」。
仕事は常に全力投球。機動力に富み、責任感も強い。何でも安心して任せられる頼もしい存在だ。鷹揚(おうよう)な語り口に独特の身振りが加わり、彼女の話は決してすべらない。
津軽出身ながらリンゴは見るのも嫌という。趣味は漫画に編み物、刺繍など。ちくわちゃんは、どこまでもユニークだ。
カーステレオの爆音けたたましく出社、鼻歌まじりにタイムカードをガチャン。毎日元気だ。
その天然っぷりと明るさで、会社の潤滑油としての役割をしっかりと、オモシロおかしくこなす。人当たりの良さから、農家さんや業者さんにもファン多数。
趣味はフェイクフードアクセサリー作り。クオリティの高さがプロの目にとまり、岩手県の雑貨屋さんで委託販売中。興味のある方は、ぜひ。
事務仕事はもちろん、ツナギの洗たくから縫い物、写真撮影、ホームページの制作まで、何でもこなす自称「用務員のオバサン」。
入社後まもなく引き継いだスタッフブログは、概ね好評。ネタさがしに苦労はしないが、持ち前のブラックユーモアと艶っぽい話はオブラートに包み、やんわりと執筆中である。
長年の愛読書のひとつが『動物のお医者さん』。事実は漫画よりもおもしろく、入社当初のワクワク感が、いまだに止まらない。
電話応対は底抜けに明るく、来客には絶妙なフレンドリーさ加減で優しく接する。頭の回転も早く、細やかな配慮も忘れない。事務員3姉妹の末っ子は、会社の看板娘だ。
だが、完璧じゃないところが彼女の魅力。泌乳期を「貧」乳期、趾間を「股」間と言い間違えるなど、斬新なミスで周囲を笑わせる。
犬や猫に対する愛情は社内随一。彼女がいれば、事務部門の将来は安泰である。